コンプレッサーの選び方とメンテナンス方法
コンプレッサーの選び方①: 動作音が静かなものを選ぼう
空気を圧縮させて釘を打つなどの作業をする際に必要になるのがコンプレッサーです。
コンプレッサーには様々な種類がありますが、選び方とメンテナンス方法を覚えておけば、使い勝手も良く故障も少なくて済みます。
コンプレッサーには高圧用と常圧用があり、最近では高圧用の方が多く使われています。
高圧用は常圧用も兼ねていますので、選び方の基本としては高圧用にすることです。
コンプレッサーというのはそもそも音がしてうるさいものです。
DIY用の静音機能がついているコンプレッサーでも、他の機種よりは静かという程度で、元々がうるさいということを理解しておかないと、失敗したと思うことになります。
静音機能が備わっているだけではなく「本当に静かである」と保証されている製品を選ぶ様にしましょう。
コンプレッサーの選び方②: 大手メーカー品であること
コンプレッサーの選び方で大切なのは、有名なメーカー品であるということです。
有名なメーカーというのはそれだけ多くのコンプレッサーを製造しているので、技術開発も進んでいます。
いざという時の保証もしっかりとしてくれるので、購入してからも安心できるのです。
コンプレッサーの3大メーカーは以下の通りです。
・MAX
・日立
・マキタ
上記3社の製品ならば、信頼できると言って良いでしょう。
大手メーカーの製品は確かに高く、オークションでも高圧用は中古でも5万~6万円はします。
オークションで安く購入しても、故障した時に部品がなくて交換できないということもあります。
中古ならば新品に近いものにした方が無難です。
コンプレッサーに関しては、やはりメーカー品で新品に近いものを購入した方が、長く使える分お得と言えるのです。
コンプレッサーのメンテナンスはこまめに早めに行うこと
コンプレッサーのメンテナンスに関しては、メーカーの説明に従って適切に行うことが大切です。
オイルが必要だからと言って、カバー部分やグリップにかけてしまう人もいますが、劣化する原因になります。
普段のメンテナンスとしては、タンクに水がたまった状態だとサビが発生したり、水が腐って破損する原因になってしまうので、ドレーンコックから水抜きをする習慣をつけましょう。
コンプレッサーの圧縮リングは消耗品ですので、早目にメンテナンスをすることが大切です。
劣化してくると音がうるさくなってきて、エアがフルになるまで時間がかかる様になるのです。
その結果モーターにも負荷がかかり、故障の原因にもなります。
コンプレッサーは修理に出すと高額になってしまうものですので、普段からこまめにメンテナンスをしておきましょう。
オーバーヒートしない様に風通しの良い場所で使用するというのも大切なポイントです。