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インパクトドライバーのおすすめメンテナンス術

お勧めメンテナンス術その1:ビットホルダーのオイル差し

ビットホルダーはビットとの摩擦が生じるパーツです。そのためこの摩擦を少しでもなくすためにメンテナンスを心掛ける必要があります。しかしこの部分のメンテナンスは非常に簡単です。定期的にオイルを差せば良いのです。目安としては月に一回、一、二滴垂らすだけで十分です。この作業を行うのと行わないのとでは、インパクトドライバーの寿命がかなり異なると言われています。種類によっては寿命が二倍に伸びるインパクトドライバーもあるほどです。
またオイルの種類はエンジンオイルが適しており、自家用車に使用して余ったものなどを使用することができます。このようなちょっとしたお手入れがインパクトドライバーの寿命を長くし、結果的には工具を購入するためのコストを削減できるというメリットをもたらすのです。

 

お勧めメンテナンス術その2:充電池の清掃

インパクトドライバーを使用中に突然動きが悪くなってしまったという経験をしたことのある人は少ないはずです。このような状況に陥るとこれまで大したメンテナンスをしてこなかったために、故障が生じてしまったと感じて焦りを見せることがあるかもしれません。しかしこのようなトラブルの原因はお手入れ不足の故障ではなく、ちょっとした汚れがその原因となっていることがあります。
たとえば本体と充電池の接触部分が汚れていると、電力が上手く伝わらないことがあります。そのため使用した後は充電池、そしてインパクトトライバーの受電地を取り付ける部分を布で拭くなどして電力の供給が滞らないようにするべきです。このようなお手入れは非常に簡単です。しかし非常に重要な作業であるのも事実です。インパクトドライバーが動かなくなって専門店でメンテナンスをお願いしたものの、その原因がただの汚れであることを聞かされるならがっかりしてしまうことでしょう。このようなことを避けるためにも、充電池のお手入れはきちんと行うべきです。

 

お勧めメンテナンス術その3:充電池の扱いに注意

インパクトドライバーのメンテナンスは使用後だけではなく、使用中にも行うべきです。たとえば充電池を長時間使用するなら、電池の寿命は短くなります。そのためこの点を思いに留め、替えの充電池をいくつか使用するように心がけることができます。電池を交換する目安はインパクトドライバーの力が弱くなったと感じるときです。このような状況に直面した場合は無理に作業を続行するのではなく、すぐに充電池を交換するべきです。
また充電池の使用中のお手入れの中でも怠りがちなのが、高温、そして低温状態でも気にせずインパクトトライバーを使用してしまうことです。もちろん作業場の温度は季節によって異なるために、この点に関しては十分な注意が必要です。高温状態である場合は充電池を少し冷やしたり、低温状態での使用に関しては充電池やインパクトドライバーを温めるなどする必要があります。