スライドマルノコのおすすめメンテナンス術
スライドマルノコは電動マルノコとお手入れ方法も違う
スライドマルノコは通常の電動マルノコとは違い、卓上型なので固定して何かを切断する形式になります。
スライドして切断するだけでは無く、ダウンカットと言い上から下に押しながら切る事も可能で便利な工具です。
基本的に木材を切る用途なりますが、その他切断できる素材もいくつかあります。
固定であるメリットとして、手に持ってはいないためブレる心配が少ないという点が挙げられます。
大きさにも様々あるのですが、やはり設置出来るため大きな本体であっても使い勝手が良いです。
他種マルノコにも言えますが、回転をするため非常に注意が必要であります。
完全固定であるスライドマルノコは、やはり普通の電動マルノコとはメンテナンスの仕方も少しだけ変わって来ます。
そういった点を注意してお手入れする事が大切になりますね。
スライドマルノコのブレーキが悪い場合のお手入れ
「スライドマルノコの調子が良くない」、「そろそろメンテナンスが必要かな」と思えるタイミングは切りにくさかもしれません。
ですがそれ以外にもお手入れの頃合いとして、回転に違和感を感じる場合というのもあるでしょう。
特にこういったマルノコでは、電源をオフにした瞬間に素早く停止する軽快さが特徴的です。
長く使っているとまず停止機能に違和感が出てくる場合がありますね。
多くの場合、マルノコを止めるカーボンの動きが鈍くなっていると考えられます。
カーボンが擦り減っている場合は、メンテナンス交換する必要がありますね。
擦り減っていないのに動きが鈍いのは、汚れが溜まっていてスムーズに動かない事が原因かもしれません。
ただ単純に汚れているのなら簡単に紙ヤスリを使って、お手入れしておくとかなりスムーズにブレーキがかかるようになりますよ。
スライドマルノコは電気系統のメンテナンスも大切
ブレーキ等マルノコの回転不良は代表的な不調で、目に見えてお手入れ時期だと分かります。
配電が悪くなっていたり、ショートを起こして上手く回らないパターンもかなり多いです。
電気の不調と言うと、レーザーが上手く使えないという不調もよく見られますね。
レーザーつまり対象を切断するためのラインを、光でガイドしてくれる機能ですが光量が弱くなる事があるでしょう。
単純に部品が故障している場合も多いでしょうし、メンテナンスのため交換するのが無難です。
また故障とは行かないまでも、角度が悪かったり照準が良くなかったりします。
単純に設定が悪い場合が多いですので、そこをお手入れしてあげるだけで解決するかもしれません。
スライドマルノコは非常に使い勝手の良いマルノコです。
メンテナンスを十分にして、長く使っていって欲しいと思います。