電動工具のバッテリー寿命はどれくらい?
電動工具のバッテリーはリチウムイオンがおすすめ
電動工具のバッテリーは、使用していない間でも自然に放電して段々と残量が減って行きます。
特にニカドは放電率が高く、フルに充電しても1日でも電動工具使用しないと残量が激減するのです。
時間のある時に充電しても、いざ電動工具を使用したい時に残量がなくて再度充電する必要もあります。
放電率が少ないのはリチウムイオンバッテリーで、使い終わった状態が次に使用するまで持続します。
他のバッテリーよりも寿命が長いことから、リチウムイオンバッテリーの電動工具を選ぶ職人も多くいます。
但し、リチウムイオンバッテリーは残量が少ない状態で長期間放置していると、過放電を起こします。
バッテリーが劣化してしまい、充電できなくなってしまう可能性もあるので、適度に使用しながら充電をしていくことが大切です。
電動工具のバッテリーの寿命はどれくらいか
リチウムイオンバッテリーの平均寿命は使用方法や保管方法で違ってきます。
プロの職人で毎日電動工具を使用する場合、バッテリーの残量を使い切る程の作業内容であれば、寿命は2~3年です。
毎日電動工具を使用するプロの職人でも、軽作業で残量を使い切るまで至らない場合には、寿命は4~5年です。
素人のDIYレベルで、週末たまに使用する位ならば、寿命はそれ以上に長くなります。
バッテリーの容量は放電により少しずつ減っていくものですが、寿命が近くなるとフルに充電しても、新品の頃の様に長持ちしなくなります。
バッテリーの容量が減ると、電圧が低下するので電動工具のパワーも弱くなり、作業効率が低下します。
最近バッテリーの持ちが悪いと思ったら早めに交換しましょう。
リチウムイオンバッテリーはリサイクルアイテムですので、寿命が来たら販売店に持っていき処理をして貰います。
バッテリーを長持ちさせるにはプロ向けの商品を買うこと
電動工具を購入すると、通常はバッテリーと充電器がセットで付属されています。
中には電動工具本体よりもバッテリーの方が高価な製品もあるのです。
以前はバッテリーには互換性がなく、買い替える時には本体だけではなくバッテリーごと買い替える必要があり、値段が高いので悩む人も多くいました。
しかし最近では互換性のあるバッテリーを付属品としている製品が増えてきて、本体のみを買い替えれば済むモデルもあります。
バッテリーの寿命を長持ちさせるコツは、多少値段が高くてもプロ仕様の製品を購入することです。
軽作業やDIYレベルで使用した場合、プロ仕様のバッテリーならばより長持ちして使えます。
新しい電動工具を購入する際にリチウムイオンバッテリーがあれば、複数の電動工具を使用することができるので結果お得になるのです。