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正しい工具の壁掛け方について

工具の壁掛けは定位置を決めることで作業の効率化が図れる

屋内工房で仕事をしている職人さんや、DIYが趣味でガレージ等に工具が多い人達の多くは、工具を壁掛けして収納しています。
普段から数多く工具を使用している場合、工具をいちいち収納するのは面倒ですが、かと言ってその辺に放置する訳にもいきません。
工房作業をする場合には工具は共用する必要があるので、すぐに目に付く場所に置いておかなければならないのです。
その為に工具の壁掛けが必要なのですが、ジャマだから壁掛けをするおではなく、一目で分かる様に壁掛けをするということを覚えておきましょう。
まずは工具の全てに共有であることが分かる様にラベルを張り、必ず壁掛けの定位置におきます。
壁掛けの位置が決まっていれば作業効率のアップにもつながります。
歩いている時に洋服に引っかからない場所に設置するのがポイントです。

 

工具は全てを壁掛けにする必要はなく、目的別に収納すること

一般的に現場で仕事をする職人は、自分の工具を工具袋に入れて持ち歩きます。
しかし共有の工具の場合、なければだれが使っているのか分かる様に壁掛けをしておく必要があるのです。
自宅でも工具を壁掛けにしている人がいますが、中にはDIYの延長でインテリア目的で壁掛けを設置していて、実用性がないものもあるのです。
フック式になっている壁掛けで洋服にひっかかり易かったり、実際に使用する場所から遠く離れた場所に設置する人もいるのです。
インテリア志向で壁掛けをしてしまうと、全ての工具をキレイに陳列することばかり考えてしまいます。
取りに行ったり戻したりするのに手間がかかるのでは、壁掛けにする意味が薄れてしまうのです。
まずは日常よく使う工具は壁掛けではなくバッグや工具ラックに入れておき、壁掛けはサイズ別のものがあったり、常に誰が使っているかが分かることを目的にしましょう。

 

工具の壁掛けは使った場所に戻せる様に形をつけておく

壁掛けは非常にスマートな収納法ですが、それぞれの工具の使用方法に合わせることが大切です。
工具を壁掛けにして最初はキレイに整理整頓されたと思っていても、使っているうちに元の場所へ返さなくなり、段々とごちゃごちゃになってしまうこともあります。
壁掛けを作ったら、最初の段階で工具の形をマジックなどで書き写し、必ず決まった場所に戻す様にします。
いざ使う時に一瞬でも迷ったり探したりすると、忙しい時にはついイラッとしてしまうこともあります。
また、工具が落下するのを防ぐ為に壁掛けを釘で固定しておくことも大切です。
何かに引っかかった時にバラバラと工具が落下してしまったり、軽い壁掛けだと全体が落下してくる場合もあります。
普段あまり使わないものだからこそ、万が一のことが起きない様に考えるべきなのです。